今年も例年通りの夏
コロナ禍で例年よりはるかに短い夏休みと、学校&夏期講習というダブルの日々を迎えた今年の夏。
お子さんも親御様も、本当にお疲れ様でした!
中学受験withコロナの夏はいかがでしたでしょうか?
大切な夏休みなのに全く有意義に過ごせなかった。
休校・休塾で崩れたぺースをずっと引きずったままだった。 Etc.
ご意見(というより、言いたい事)は沢山あると思います。
むしろ、足りなかった所ばかりフォーカスしがちなのが中学受験生の親。
思いのほかはかどった。 Etc.
というように、もしお子さんが頑張った点を最初に挙げられたら、ご自身に100点をつけてご褒美をあげて下さい。
…が、夏休みを終えた皆様からの感想は、実はどれも
“いつもの年と全く変わらない!”
というのが率直な意見です。
「天王山」と言われる夏が、withコロナによって大きく路線変更をせざるを得ないという事は、ほぼありませんでした。
もちろん、例年のような対面授業の時間を確保できなかった、宿題が例年より少なく追い込みには程遠かった、という事実はありますが、それらは大局的な影響を及ぼしはしません。
シビアな言い方ですが、どのような状況であれ「やる子はやる/やらない子はやらない」。
たとえ、やらない子を環境的に追い込んだとしても、「知識は端から抜けていくor親子関係が悪化する」だけであり、これも毎年お話している事です。
夏休みにそれなりに頑張ったのに即成績に結び付かないのは、コロナに関係なく受験生の宿命です。
周囲もやっているわけですから全体の平均値が上がりますし、たった1~2か月で成績が劇的にアップするほど勉強は甘くありません(直前期の追い上げは別)。