冬休みの前にしたいこと

冬休みの前にしたいこと

6年生向けメッセージは、「6年生限定ページ」に掲載しました。
URLは以前と同じですが、改めて6年生の有料&無料会員様にメールでお送りします。

コロナ禍とはいえ、小学校も塾も今のところ、冬休みや冬期講習はほぼ例年通りの模様です。
ただし、今年は“不測の事態”を散々経験してきました。
冬休みや冬期講習がどのようになっても安心して新学年を迎えたいですよね。
そこで冬休みに入る前にぜひ、以下の時間を設けてみて下さい。

親子で中学受験の分野を俯瞰する

中学受験の勉強は「木を見て森を見ず」となりがちです。
それもそのはず、5年生が終わるまでは常に新しいことを学び続けますし、上の学年のカリキュラムやテキストも手元にありません。
こうなると、目の前の勉強をこなすことに終始しがちです。
「通過算」を勉強していても、それが「速さ」という分野の一つであることに気付かない小学生がいかに多いことか…。
 

そこでぜひ、当サイトの「会員特典>ダウンロード特典」より『4教科主要項目チェック表』をダウンロードし、「中学受験ってこれだけのことを勉強するんだね」と親子で眺めてみて下さい。

この表にはチェック表がついていますから、勉強した単元にチェックを入れると「ここまで勉強したんだね」「あと、これだけ勉強するんだね」ということがわかります。

4教科主要項目チェック表はこちら
https://juken-chugaku.com/1020/

苦手分野を把握する

お子さんの苦手分野はご存知でしょうか?
また、お子さんは自分で苦手分野を把握していますでしょうか?
5年生以下だと、「算数が苦手」「理科が嫌い」といった科目そのものをマルッと否定することが多いですが、そんな時はぜひ、分野別に順位をつけさせて下さい。

算数ならば
「数の性質/割合/速さ/平面図形/立体図形/水の深さとグラフ/場合の数/特殊算」
となります。
苦手意識の強い子には“嫌い(苦手)なもの”から、それほどでもなけれは“好き(得意)なもの”から聞いていきましょう。
こうすると、冬休みに力を入れて取り組みたい分野が見えてきます。

ただし、親はとにかく苦手分野を潰そうとしますが、子どもは一番嫌いなものに取り組むのを往々にしてイヤがります。
そんな時は「じゃ、二番目に苦手な分野を頑張ろうか」といった具合に、うまく乗せるのがコツです。
頑張ると決めた分野は、一学年前のテキストに戻り、謙虚に一から取り組むと、グーンと力がつきますよ^^