「天気が悪い」「空が怪しくなる」「下り坂の空模様」と雨に関わる言葉はどうもネガティブなものが多いですが、テレビなどの気象情報では「雨が降る」事実を伝えることに徹しているとのこと。
当然ですが雨=悪いコト、ではなく農作物の生育、ダムの貯水など、私たちの暮らしに雨は無くてはならないものです。
とはいえ近年、地球温暖化の影響から「ゲリラ豪雨」「線状降水帯」という言葉が登場し、災害級の降雨をもたらすようになりました。
自然災害に関する適性検査問題
たかしさんたちのグループは、自然災害を防ぐ取り組みについて調べるため、長崎県庁で担当の西さんと話をしています。
西さん:「長崎大水害が起きた当時(1982年7月)は、離島部は別として長崎県内のどこかで大雨が予想されると県全体を対象に注意報や警報を発表していました。」
たかし:「その方法ではとても広いはんいを対象としているので、大雨警報が出されていても、それほど雨が降らない地域もあったのではないですか。」
西さん:「そのとおりです。現在は気象予報の精度が上がり、長崎県内にある21の市や町ごとに注意報や警報が出されるように改善されました。」
せいや:「大雨に関する地域ごとの正確な情報を手に入れることができるようになったことで私たちは〔 〕ことができますね。
問:〔 〕にはどのような言葉がはいるでしょうか?あなたの考えを書きなさい。
2021年長崎県共通問題より一部抜粋
さて、答えは少し後にして、こんなお話をさせてください。