添削ナシで学習!夏の作文対策

夏休み前のこの時期、適性検査の作文が書けるお子さんはまだほとんどいません。
ゼロではありませんが、現実には全く手が動かないお子さんのほうが多いのです。
自由に書いてきた作文は得意なお子さんも、条件が付くと手が止まるので、相当数のお子さんが到底検査に受かる作文の土台も作れていないのがこの時期です。

かといって、ご家庭で親御さんが慌てて慣れない添削をするのはお勧めできません。
実際に塾でも課題の作文を親御さんがご家庭添削して、親子で要らないバトルが勃発、ご相談を受けるということは夏期講習中よくあることです。

今回はご家庭での添削が不要な方法をご紹介します。
比較的扱いやすい市販本と使い方のコツを簡単にお伝えいたしますが、もちろん塾のものやお手持ちのものがあればそれでも大丈夫です。

お子様はどのタイプ?

まずはお子様がどのタイプか考えてみましょう。

  • Aのタイプ・・・書けない、何を書いたらいいかわからない。国語も苦手
  • Bのタイプ・・・自由にならいくらでも書けるが、指示が守れない。物語文好きが多い。
  • Cのタイプ・・・体験の引き出しが少ない。文章の構成は感覚的に出来ている。

Aだから遅れている、Cだから安心ではありません。
夏にいかに土台を作るかで秋の過去問演習の取り組みに差が出ます。
実際に私の指導した生徒はAタイプも多いのですが、しっかり合格をつかみました。
子どもは自信がつくと、どんどん書きますし、辛口の添削にも打たれ強く書き直しできるようになるのです。

タイプ別おすすめ学習法