2月28日に「受験が終わった保護者」の皆様から事前と当日に頂きました質問に、
安浪・富田・金子がお答えしました。
本日は①をお届けします。
※ 投稿者による削除で、掲示板番号が小さい数字にずれている可能性があります。
〇1個目 気力が起こらずボーッとしている
「掲示板3」
受験が終わり、まさかこんな状態になるとは思っていませんでした。
でも「中学受験ロス」という用語をみて、私だけじゃないんだってちょっと安心しました。
受験当日になり、結果に右往左往、翌日の受験校を組み直したりしながら、受験も終わり直後は「疲れた~、さっさと片付けよう。」と思っていたのに、暫く片付ける気力もなくボーっとしていました。
受験直前まで、テキスト整理、コピー、丸つけ、間違え直し、科目や問題によってはノートに貼り、そんな怒涛の日々で、私は何してるんだ?と思うこともありましたが、すっかりルーチンになっていました。
そんな日々から解放される~と思っていたのに、なんだか急にぽっかり心に穴があいたような感覚。
ようやく、片付けられるようになりましたが、テキストやノートの筆跡、テストの答案用紙を見ると、色んなことあったな~と思い出します。
受験が終わり、気が付いたら、小学校生活も残り少なく、塾も卒業、小学校も卒業、そして中学受験カフェも卒業(涙)。
ただでさえも環境が変わる春は苦手なのに、この春は、あれもこれも一気に終わりすぎです(笑)。
なんとも言葉にしがたい感覚ですが、時間の経過とともに新たな生活が始まると、少しずつまた次の日常が始まっているのでしょうね。
〇2個目 勉強を自走できる状態ではない
「メール」
6年からの遅いスタートで、試行錯誤の日々が終わりました。
本人は、合格の結果を見ても「特待をとれなかったから嬉しくない」と、数回特待チャレンジをしたものの届かず、「もう何を勉強すればいいかわからない。これ以上やっても特待をとれる気がしない。」と、残り2回のチャンスを残して受験終了となりました。
悔しくて「もう中学校なんかどうでもいい!」と入学書類を投げた日もありましたが、よく頑張ったと思います。
希望していた学校から合格をいただけて、納得できる結果だったはずなのに、なぜか親が毎日泣きたい気持ちでいます。
本人が合格したのに嬉しそうじゃないからなのか、特待をとれなかったからなのか、最後までチャレンジを続けられなかったからなのか、新しい生活への不安か、もっとできたことがあったのではないかという後悔か、子どもとの言い争い(時には取っ組み合いも…)が今になってボディーブローのように効いてきているのか、子どもの成長が嬉しい反面寂しさを感じているのか…一つ一つは些細なことかもしれませんが、切ないような気持ちです。
1つ明確に心配なのは、本人が勉強を自走できる状態ではないことで、どうすればいいのか思案しています。
今は「今日は何をすればゲームしていいの?」と聞いてくる状態です。
勉強嫌いは変わらないままでした(苦笑)。
中学校に入学したら、自分で計画を立てて勉強してほしいのですが、親がまだ関わっていった方がいいのでしょうか。
本人の自主性を親が妨げているのではないかと気になっています。
〇3個目 進学先が突然コース変更した
「メール」
我が子は自分で選んだ学校を第一志望とし、ありがたい事に合格しました。
しかし、その学校は他校に比べて偏差値も少し下で知名度もあまりありません。
息子は併願校として第一志望より偏差値の高い人気校を受験し、そちらも合格したのですが、親子ともに本人に合っていると言う事で予定どおり第一志望に進学を決めました(持ち偏差値よりわずか下の学校で、トップを目指す方向でいく事にしました)。
それからほどなく、親戚中からなぜ偏差値の高い人気校に行かなかったのかと質問攻めにあい、子供は何人もの子から「どうしてあっち(人気校)に行かないの?もったいない」と言われるようになりました。
さらに先日、進学先の入学説明会で、突然コースやカリキュラムの変更を言い渡されました。
簡単に言うと事実上選抜コースが撤廃されたような状態です。
子供は「これなら辞退した人気校に行ったのと変わらない。通常コースの子と一緒にされるなら、あっちの学校に行けば良かった・・・」と初めてポツリと後悔めいた事をもらしました。
ショックでした。
せっかくこの学校の選抜コースならと親子で決めたのに、裏切られたような気分になりました。
何年も頑張って合格を勝ち取ったのに周囲から祝福される事もなく、楽しみにしていた進学先にも不信感がわいてしまい、モヤモヤした気持ちで今何も手につきません。
初めて子供があれほど熱望していた進学先に後悔を見せており、どう励ましていいのかもわかりません。
以下、有料会員様向けの全編動画です。