資料問題で点数が取れない理由
資料問題対策のための参考書を用意されているご家庭も多いかと思います。
どの本も「グラフの特色を見つけよう」「この数値を比べよう」等と問題を解いていく上での大切な着眼点や考え方や載せています。
ですが、それを基にお子さんがいざ解いてみても、その視点はなぜかごっそり落ちてしまっている、ということはありませんか?
選択肢問題であれば、まだ解答しやすいのですが、記述で答える場合は書くための材料が必要ですよね。
ところが、資料通読後でもその解答材料が子どもたちの手元にはありません。
それもそのはず、たいていのお子さんは資料を目で「見て」心で「読んでいる」だけだからです。
どれほど注意深く見て、気づいていても、何も書き留めていなければ、資料自体で解答は見えているのに、「解答でどこから説明したらよいのか」「何を比べたらいいのか」わからないという状況になります。
これが資料問題の出題自体は簡単なのに点数が取れない理由です。
見たままを書き出してみよう
でも、見たまま書くって??と疑問に思う方も多いはずですので、ちょっと体験してみましょう。