卒業生相談会「第一志望にご縁がなかった」

2月20日に「受験が終わった保護者」の皆様から事前と当日に頂きました質問に、
安浪・富田・金子がお答えしました。
本日は「受験ロス」その1をお届けします。

※ 投稿者による削除で、掲示板番号が小さい数字にずれている可能性があります。

 

〇1個目 個別の先生に謝罪された

「掲示板2」 

娘は4年生から大手塾に通い、補修のような形で個別の先生にオンラインで算数を見てもらっていました。
第一志望の学校を意識した算数の対策も早くから始めて下さり、とても良心的な先生で、おかげで算数はずっと得意でいられました。
しかしオンラインでは過去問添削が難しいこともあり、個別の先生には伝えずに6年夏頃より家庭教師の先生にもお願いし、国語を中心に過去問添削をしてもらい、それもあって、第一志望の記述の学校の過去問やオープン模試も取れるようになっていました。

入試結果は、第一志望、第二志望ともに不合格で、第三志望のところに決まりました。
娘は第一、第二志望ともに手応えはあり、不合格を知った時は大変がっかりしていましたが、第三志望の学校も好きで選んだ学校だったので、気持ちを切り替え今は親子共々これからの中学校生活を楽しみにしています。

相談は、個別指導の先生への対応の仕方です。
第一志望不合格が分かった時に個別の先生にすぐにメールで伝えましたが「力不足で申し訳ない、第二志望には合格すると良いですね」との内容の返信があり、後日第三志望に合格が決まったことをメールで報告すると「お嬢さんが喜んでいるなら良いですが、こちらの指導不足で申し訳ない」と再度謝罪が書かれており、第一志望不合格をこちらがとても残念に感じていると勘違いしているのか、それとも本当に指導がうまくいかなかったと思っているのか、他の先生が頑張りを誉めてくれたり合格を喜んでくれているのとは全く反応が異なるため、その反応で私が少し複雑な気持ちになってしまいました。

個別の先生は以前より「御三家以外の女子の学校は問題の質が良く無い」「合格こそ正義」など、少し過激な発言があり、実際今までの生徒様の合格実績は華々しく、子供達をそのように鼓舞して導いていらしたのだと思いますが、我が家は逆に引いてしまうこともありました。
指導はとても良心的であり、今までの御礼を兼ねて改めてご挨拶に伺おうとは思っておりますが、なんと言って良いのか分からなくなってしまい、まだ行けていません。
個別の先生にどのように御礼を伝えたら良いのかアドバイスをお願い致します。

 

〇2個目 第一志望にご縁がなかった

「掲示板3」

息子の中学受験生活が無事に終わりました。第一志望はご縁がありませんでした。
体力がなく、前期からNNに通うことに不安がありましたが結果的に最後まで走り切り、かけがえのない友人にも出会えたようです。
その友人達とみんなで同じ学校に通うことは叶いませんでしたが息子にとって価値ある経験であったと今は思っています。
2月3日に第一志望の結果が出ることが息子にとって長い中学受験生活の最後のイベントでした。
最後まで1組をキープし、判定もずっと80%でした。

ただ、偏差値どおりにはいかない学校であるとNNの先生に言われていたこと。
調子にのりやすい息子に対し、良い結果が出るたびに「勝って兜の緒をしめよ!」と毎回厳しく指導してくれていた校舎の先生、私も「みんな頑張っているのだから、結果はすぐに逆転するんだよ」と言い続けたため、息子にとっては心休まる時がなかったと思います。
それでも息子なりに慢心することなく必死に勉強に向き合ってきました。

第一志望の結果を確認したとき、息子は泣き崩れました。
しばらく泣いた後、塾の先生に電話をして、納得がいかないから先生に採点してもらってくると、問題用紙を持って塾に向かいました。
電話の向こうで塾の先生も「悔しいな。神様が、まだまだ楽させないぞっていってるんだな。」と泣いてくれていました。
塾から帰ってきた息子は別人のようにすっきりした顔をしていました。
ずっと第一志望校に通うことを信じて走ってきたので、息子にとって簡単に割り切れることではないと思っています。
それでも前を向いて第二志望の学校を楽しむ!と決めた息子を見て、「どこに行ってもこの子は大丈夫だ」と信じることが出来ました。

正直、ネガティブな感情が全くないと言ったら嘘になりますが、その感情を上回る強さを与えてくださった先生方にお礼を伝えたくて投稿させていただきました。
チックも出なくなりました!
中学受験、本当に思い通りにはいきませんね。
でも、これは通過点。
3年間、真剣な顔で努力する姿をこんなにも近くで見せてくれた息子にも感謝しています。

 

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