2月20日に「受験が終わった保護者」の皆様から事前と当日に頂きました質問に、
安浪・富田・金子がお答えしました。
本日は「受験ロス」その2をお届けします。
※ 投稿者による削除で、掲示板番号が小さい数字にずれている可能性があります。
〇3個目 メンタル弱い子の嵐のような一日
「掲示板4」
息子は、以前からメンタルが強くなく、夜驚症・過呼吸・チックなどの症状が出るタイプでした。
それでも半年ほどは症状がなかったため、成長を感じていました。
2月1日の明け方、息子が震えながら起き上がり、過呼吸。
なんとか落ち着かせて、少しウトウトしたものの、朝ごはんの小さいおにぎりは半分しか食べられず、途中でお腹が痛くなりトイレへ。
ストッパを飲ませましたが、リビングとトイレを往復。
なんとか身支度を済ませて、さあ出発というときに、今度は「気持ち悪い」とトイレへ。
何回か戻してしまい、胃液しか出ない状態。
出発予定時間を過ぎており、息子の辛そうなうつろな様子に、もう無理だと判断。
4年生から目指していた熱望校を受けられないのか、この3年間の勉強はなんだったのか、こんなことなら前受けをしていればよかった、という色々な思いがわきおこりました。
それでも意を決して、息子に「もう今日はやめようか」と言うと、「嫌だ、絶対に行く」と。
とりあえずエチケット袋を息子と私のカバンに入れて、電車の中でも私はいつでも取り出せるようにエチケット袋を握りしめ、なんとか何事もなく最寄駅に到着。
校舎の門が近づくにつれて、なぜか息子の顔の血色が良くなり、目に力も戻っていたので、大丈夫と判断し、門の中へ。
きょうこ先生が、当日に志望校の門をくぐることが目標です、とよくおっしゃっていて、そんなの当たり前のことだと思っていましたが、このときに痛感しました。
今は、塾のテキストも処分し、軽いチックも消えて、平穏な日常を過ごしていますが、時折、あの嵐のような1日を思い返してしまいます。
息子はなんて弱いんだろう、なんて情けないんだろう、甘やかしすぎたのだろうか、それでもこれが息子なんだから丸ごと受け入れよう、という色々な思いが出てきます。
試験当日にこんな子もいるよ、他学年の方々の参考にもなれば幸いです。
〇4個目 真逆の子育てと受験をした友人に嫉妬してしまう
「メール」
親子納得の進学先が決まり、受験後は自分の気持ちを受験先輩ママに話を聞いてもらうことや自分の習い事の再開などで疲れや張りつめていた心が少しずつ整理され、前向きになってきました。
しかし気持ちの整理できていないことが一つあります。
私の理想の子育てをしているママ友への向き合い方です。
息子の卒業後も家族ぐるみでお祝いしようなどの話題も出ています。
このママ友の息子も中学受験をしました。
我が家は私立のみでしたが、彼女の息子は家から近い公立1校のみを受験。
公立対策の塾に息子さんは通い無事合格した様子。
具体例を挙げていくと私の真逆の中学受験サポートに気づかされ泣きたくなってきます。
受験前はお互いに子育ての相談をしあっている関係でしたが、ここまで差がある子育てをされていたら、私はむなしくなるので話したくありません。
他のママ友にここまで考えることはありません。
私の夫は「よそはよそ、うちはうち。おまえもよくがんばったし、我が家の100点満点の受験ができたじゃない。」と慰めてくれます。
とてもありがたいのですが、彼女の母としての立ち振る舞いを考えると自分の不出来さを露呈されて悲しくなります。
以下、有料会員様向けの全編動画です。