受験後相談会「前を向けるように」

2月17日に「受験後の保護者」の皆様から事前と当日に頂きました質問に、
安浪・富田・金子がお答えしました。
本日は「結果を受け止められない」その2をお届けします。

有料会員様のみご覧いただけます。

 

〇3個目 頑張りが足りなかった息子

息子の受験が終わり、結果は残念の一言です。
第一から第三希望までは不合格、前受け1校と併願の2校合格頂き、併願の一つに進学となりました。
今思い返せば最後の方の偏差値は下がってしまった為、もっと見直しが必要だったにも関わらず、決めた日程で突っ走ってしまった事。
息子の頑なな1日2日の受験希望校にメスを入れずに信じてしまった事。
NNとその他の勉強の比重が偏りすぎていた事、息子の力不足を見抜けなかった事。
全て私の考えが甘かったです。

息子は私から見て地頭が良いタイプだとは思いますが努力が足りなく、宿題、復習、やり直し、丸付け、がスムーズに出来ない子でした。
集中して勉強しているなと感じたのは6年夏期講習が最後でした。
ですが、自分の事が見えていない息子は12月までは絶対受かる!と言い張っていました。

2月3日に第一と第二の合格発表があり私がどん底に落とされた時から、息子の頑張りが足りていなかった事、本人の詰めが甘かった事を思い出し、この子はこれ以上頑張る事が出来ないタイプなのかな、大学受験頑張れるだろうかと不安になります。
今だに冗談めかして『もっとやる気があれば結果変わってたと思うよ〜』等言ってしまいます。

当の本人は、結果を聞いた後少しショックだったけどもう全然平気。
「俺はこの程度のレベルなんだって分かった」と言います。
もう少し落ち込んだり、リベンジしてやる!って気持ちは出ないものなのか、私の気持ちが置いて行かれている状態です。

進学先の男子校は適度に自由、自立させてくれそうなカリキュラムで息子に合っていそうです。
でも本当の本心は持ち偏差から8下がった学校でその数字だけで気分が落ち込みます。
そんな事は誰にも言えません。
どんなお言葉でも良いので何かコメントを頂けましたらありがたいです。

 

〇4個目 前を向いて歩いて行けるように

小2から小6まで今の塾にお世話になりずっとMクラスで頑張っておりました。
小6半ば頃から社会が足を引っ張り、成績も乱気流をみせましたが何とか後半伸びていき良い状態で入試に向かっていくことができました。
初戦から4つの合格をいただき、いよいよチャレンジ校と熱望校への挑戦です。
熱望校はトライアルや過去問でも合格ラインをとることが出来ており満を持しての挑戦でした。
しかし、2校とも不合格。
熱望校の結果を知った瞬間、娘は無表情になり「ママ、泣かないでね。泣かれると一番辛いから。」と一言。
わずか12歳の子が、一体どんな思いでこの言葉を言ったのかと思うと苦しくなり、凍りつきました。
今までの決して楽ではなかった受験勉強も、自分のためだけじゃなく、私の笑顔を見るためだったのだなぁ、と瞬時に理解し、胸がきゅっと苦しくなりました。

その時以来、娘の前ではずっと笑顔です。そして、娘が通うことになった中学校の良いところばかり話しています。
でも、共学がいいと言っていたのに女子校で本当に大丈夫?、朝苦手なのに1時間ちょっとかけて電車通学できるかな?などと不安でいっぱいです。
また、こっそり娘の熱望校の解いてきた入試問題と模範解答を照らし合わせました。7割は確実にとれていました。なのに、なぜ娘は不合格なんだろう?と疑問でいっぱいです。

そもそも私が娘の熱望校に勤務していることが、娘があこがれるきっかけです。
クラスのほとんどが公立に進学するなかでこんな思いさせなくても良かったのに、私のせいだな、とも思ってしまいます。
中学受験はゴールではない、娘の未来はまだまだこれからだ、と頭では分かっています。
娘にも同じことを伝えています。
しかし、割りきれない、誰にも言えない、マイナスな思いは、消しきれないのが本音です。
娘のためにと職場でオーバーワークをしてきました。
しかしそれも無意味だったな、と痛感しています。
退職をし職場を変わることに決めました。

こんなにも正直にマイナスなことを吐露し、先生方にはドン引きされそうだと思い、コメントを何度も消し、送れず、投稿がギリギリになってしまい申し訳ありません。
図々しいお願いですが、前を向いて歩いていけるお言葉をいただければ幸いです。