神戸女学院中学部 | |
区分 | 女子校 |
年度・コース・回 | 2020年度 |
科目 | 算数 |
制限時間 | 50分 |
合格基準 | 54% |
入試時間割 | 2時間目 |
問題用紙・解答用紙/記述の有無 | 独立型/記述あり |
必ず取るべき問題:5問 |
1(1)数の性質 →4桁の計算であり複雑だが典型的な問題 2(1)割合と比 →時事問題である増税を絡めての問題 3(1)速さ →ダイヤグラムが書ければ瞬殺! 4(1) (2)割合と比 →狂った時計の問題。 複雑な計算と連比を乗り越えれば(2)まで解ける。(1)を落としたらアウト! |
合否を分ける問題:9問 |
1(2)数の性質 →最近流行りの不定方程式!書き出すのが不可能な数の大きさだったので解法が頭に入っていることが必須 2(2)割合と比 →4年生の概数の単元が理解できていなければ問題の意図に気づけなかった。要注意! 3(2)速さ →方針が立たなければ飛ばす。 5(1) 規則性 →二組に分けられた数列を一つに戻せたら解ける。ひねりが効いているので難しい! (2)(3)は諦めて(1)は取りたい。 6(1) 平面図形 →六角形と比の問題。 補助線を引いて、どこの面積が六角形の何分の一か理解しておけば容易。 さらに正六角形の辺の長さは全て等しいということを使えたかどうかが重要。 ぱっと方針が立たなければ(2)(3)は諦めて(1)は取りたい。 |
出題傾向と対策
難問が得意な人に有利!
・1の四則計算もなく、いきなり文章題でアセる!
・文章題中の計算が多く時間が足りない!
・問題を選んでできるところから解かないと本当に時間が足りない!
・関西では4科目受験の稀有な学校であり、算数にも時事問題(増税)を取り入れている。
・50分しかないが途中式を書かないといけない(部分点あり)。普段から図や式をきちんと書きましょう。
他校との比較
四天王寺中学
・全体的に基礎的な問題が多く、普段からテキストの標準問題がクリアできていれば合格点に達する。
・四天王寺頻出の「速さ」「場合の数」「立体図形」が今年も難問として立ちはだかった。
・四天王寺が第一志望の人は対策をしているため解きやすかった問題だろう。
・高得点勝負となったため1問のミスが命取りとなった。
付録
神戸女学院合格点(全科目)
249点/460点 ※算数の受験者平均 データ非公表