体験作文を書くコツ

体験を具体的に書かせる設問が多い

適性検査の作文型出題では「あなたの体験を具体的に書きなさい」という設問が多く見られます。
なぜでしょうか?
「考えを具体的に説明させる」という国語的意図はもちろんですが、実は学校側の示している『出題の方針』にそのヒントがあります。
(詳しくは志望校のHPから出題の方針をご覧ください)

学校の求めている作文とは?

こちらの基本方針の特に(2)に注目してみてください。

令和4年度 東京都立大泉高等学校附属中学校の適性検査問題の出題の基本方針等

1、出題の基本方針

(1)小学校等における学習内容に関連させて、与えられた課題に対する思考力と判断力をみる。

(2)日常生活や自然界に起きる出来事の中に課題を見出し、論理的に考え、解決する総合的な力をみる。

(3)自己の考えを相手に分かりやすく表現する力をみる。

東京都立大泉高等学校附属中学校HPより一部抜粋

ご覧いただくと、お気づきかと思いますが、学校としては、体験を通じて何を学び、どのように今後に活かすかという点を重視しているのです。
また、解決という前向きな姿勢も必要です。
ですので、体験を書くときは、ただ漫然と書かないようにすることが大切になってきます。

子どもの書く体験作文の特徴


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