円グラフは、問われることが多種多様

円グラフは「=割合問題」です。
算数で割合はおなじみですが、社会でも割合の問題はとてもよく出題されています。
はじめにご覧いただくのは、私立中学の選択肢問題です。

岩手県は、北海道を除く都府県の中で最大の面積を誇り、前沢牛をはじめとする畜産王国であることから、バスケットボールチームも英語で牛を意味する「ビッグブルズ」と名付けられています。
これに関連して、次のグラフは、都道府県別の肉用牛・乳用牛・ブロイラーの飼育数の割合(2019年)をまとめたものです。肉用牛を示したものとしてふさわしいものを選び、記号で答えなさい。



2022年国学院大学久我山入試問題より一部抜粋

前回でもお話したように、基本的な学習知識がある前提の出題です。
答えは、ウ:肉用となりますが、他にア:ブロイラー、イ:乳牛ということもわかると思います。
知識の上では、それだけです。

ここからはおまけです。
例えば、ア・ウの地域割合は、知識があやふやだと迷うお子さんもいるかと思います。
またブロイラー自体は鶏飼育であっても、地鶏とは違う飼育システムですので、こういった出題の際に簡単にでも疑問点を書き出したり、確認した内容を整理しておけば、畜産分野の記述対策も同時にしておくこともできます。

次にご覧いただくのは、適性検査型です。
既習したものが前提になりにくいタイプの内容で、受験生が初見の内容になりますので、知識よりも「読み取り・分析」が必要になります。

【みらい】「やさしい日本語」を知ることで、コミュニケーションの幅が広がった気がします。

【ビリー】日本に住む外国人は、どのように日本人とコミュニケーションをとりたいと望んでいるのでしょうか?この資料を見て下さい。



日本に住む外国人と日本人とのコミュニケーションについて、あなたが気づいたことを答えなさい。
ただし資料11と資料12の何に着目したか、それぞれ具体的にふれること。

2022年千代田区立九段中等適性検査問題より一部抜粋

割合だけに頼らない視点