夏の成果はすぐには出ない

長い夏休みが終わり、夏休み明けの模試の結果もそろそろ出始める頃かと思います。
毎年、「夏の頑張りはすぐには出ませんよ」というお話をしています。

その理由として、

  • 周囲も頑張っているので平均値が上がる
  • 取り組んだ内容が子どもの中で根を張り、点数化されるのに23か月かかる

 が挙げられます。

だからこそ、もし模試の結果が残念でも、お子さんの前では
「夏によく頑張ったよね。これからその成果が出てくるよ。楽しみだね」
と笑顔で元気付けてあげて下さい。

一番ショックを受けているのは子どもです。
間違っても
「夏休みあんなに頑張ったのに、何なのこれは!」
とは言わないで下さいね。

 私たちの指導の失敗談

 さて、8月に実施したオンライン相談会(5年生)では
「親子関係が良好な家庭の学習環境」について回答しました。
その中で、話題が学習環境以外に派生し、私が思うように指導を進められなかった苦い経験を打ち明けました。

そして、同じ経験のある青山、真逆の経験のある金子と共に

  • なぜ思うように指導を進められなかったのか
  • 「指導がスムーズに進むご家庭」と「そうでないご家庭」は何が違うのか

 について語り合いました。

この部分の動画部分を皆様に公開しますので、中学受験に取組まれる全てのご家庭に見て頂けますと幸いです。
(有料会員の方は、「オンライン相談会」カテゴリーにて、この前後も全て視聴できます)

 6年生は入試まであと数か月、5年生以下もまだ長丁場ですが、
ご家庭で最も大切にして頂きたいことが伝わりますと幸いです。