淑徳与野中学校・高等学校 | |
回答者様のニックネーム | Y |
学年・性別 | 中学1年・女子 |
通学時間/学校の最寄駅 | 60分/北与野・さいたま新都心 |
在籍する部活 | 吹奏楽部 |
通っている塾 | SEG(英語多読クラスのみ) |
生活
行事 |
運動会:中・高別々のスポーツ大会で、中学生は学校の体育館で行われます。クラス対抗で、いわゆる応援合戦などはありません。 文化祭:6月に、中高合同の文化祭があります。中学生は、クラブ活動で出演する一部の生徒を除いては、出し物等はなく、高校生のクラス展示やゲーム、パフォーマンスを楽しんでいるようです。9月に中学生だけの「なでしこ発表会」があり、中学のクラブ活動の発表が行われます。 修学旅行:中3で京都・奈良に行きます。中2で台湾研修があり、現地の姉妹校の生徒と交流をします。そのために、中1で中国語の必修講座があります。高校の修学旅行はアメリカで、全員ホームステイを体験します。他に、合唱祭があります。また、花祭りなど、仏教系の行事が年に数回あります。中学は、自分で設定した研究課題を一年かけてまとめるプロジェクトが毎年あり、年度末にはその発表会があります。 |
授業参観/面談/PTA |
授業参観は年一回、保護者会は年三回です。三者面談が夏休みにありますが、子供が、一学期の自分の学習や生活を振り返り、先生と保護者にプレゼンをするという、面白い三者面談でした(もちろん、先生からの振り返りも聞かせて頂けますし、家庭での様子も聞かれます)。 PTAは、入学前のアンケートに従って、学校の方で入学式までに役員候補の方にお声がけをしてくださっており、円滑に決まりました。仕事はそんなに大変そうな印象は受けませんでした。 |
スマホ/タブレット/PC |
入学と同時に、全員共通のSurfaceを購入します。Microsoft Teamsが導入されており、教科ごとの連絡・プリント、クラブの連絡等、全て確認できます。また、週ごとの学習計画と振り返り(いわゆるPDCA)を、Surfaceを使って毎週担任の先生に提出しています。辞書類も全て入っています。毎日持っていきます。 スマホは、学校への持ち込みは原則禁止です(子供いわく、こっそり持ってきている生徒もいるのだとか・・・。荷物検査などはないようです)。いわゆるキッズ携帯のみ、許可制で持ち込み可です。また、家庭でのスマホは、夜9時までにしましょう、と指導されています(実際の調査などはありません)。 |
校則 |
驚いた校則は特にありません。スマホ持ち込みが見つかると、没収、一週間学校預かりとなり、保護者と面談後返却となるそうです。 |
制服 |
制服はブレザーで、中・高で異なります。セーターが白・紺から選べます。式典以外はジャケット着用不要で、セーターで登校できます。また、夏はポロシャツも着用できます。 |
学食 |
週に2回給食があります(中2からは1回)。その他の日はお弁当か、学食です。学食は自由に使うことができ、娘は週1回決まった日に友達と学食に行くことにしています。コロナで黙食でも楽しいのだとか・・・。給食の味は普通、食堂はバリエーションが多く、評判は良いそうです。 |
土足 |
上履きです。 |
その他 |
理不尽な決まりはなく、中学生としてはごく当たり前の生活指導をして頂いているように思います。行事に関しては、中学生も文化祭にクラス参加する機会があったり、運動会も外の広いグラウンドでもう少し大規模に実施したらもっと楽しいだろうな、と感じます。仏教系の行事は保護者も参加でき、お盆の行事では、僧侶でもある校長先生が、新盆の希望家庭のためにお経をあげてくださいます(ペットも対象なのだとか)。保護者もふだん仏教行事に馴染みがないので、興味深く感じました。家庭に宗教が強制されることはありません。 授業は平日45分7時間です。土曜日は年に14回、中国語講座(中2以降は教科学習)と、選択制の教養講座(茶道、華道、ダンス、手芸など)があります。45分とはいえ、7時間の授業が終わると3時45分で、5時半(高校は6時)までしか活動できないので、平日放課後のクラブ活動などの時間は限られます。土曜日が毎週登校ではないので、週末は割と余裕があります。コロナ前は、土曜講座がない時は、娘が所属している吹奏楽部は一日練習をしていたそうです。朝は8時半と遅めです。夏休みは必修の補習が前後5日ずつあるので、実質的には短めです。 |
学校運営
人数 |
中学は一クラス40名、3クラスです。高校から大規模になり、一クラス40名、10クラスになります。一貫生は、高校からの生徒とは同じクラスになりませんが、クラブや生徒会活動は一緒に行います。 |
緊急時の対応 |
安全に配慮しつつ、教育活動も最大限にと考えてくださっていると思います。2学期はオンラインで始まりましたが、いつでもオンラインに切り替えられる体制のようで、とても円滑でした。連絡はメールで、迅速です。在校生専用のサイトに過去のメールも一覧になっていて、確認がとても楽です。 |
説明会と入学後のギャップ |
ギャップはあまり感じませんでした。強いて言えば、説明会では大学進学実績のお話しが強調されていたので、勉強面での締め付けが強く、すぐに結果を求められる印象を持ちました。ですが、実際は、try & errorを繰り返しながら自分なりの学習方法を見つけるために、長い目で指導して頂いていると感じます。 |
費用 |
説明会資料に記載されているもの以外には、諸費(教材費やSurfaceの通信料)として、年間17万円の引き落としがあります。学校で取りまとめる英検、漢検なども、そこから差し引かれ、余った分は年度末に返金だそうです。あとは、Surfaceの端末費12万円、クラブ関係です。 |
教師間の連携 |
校長先生の発言力が強いように感じます(あくまでも印象です)。先生方は和気藹々とされている印象で、連携もよくとって頂いていると思います。 |
設備 |
図書室は朝7時45分から開いていて、不便を感じたことはありません。蔵書は5~6万冊です。中学校の理科室は小学校の理科室とあまり変わらない感じです。グラウンドは芝生できれいですが、もう少し広いといいな、と思います。高校校舎の屋上にも運動場があります。校舎が新しいので、全体的にとても気持ちが良く、ドラマの撮影にも使われているそうです。少し離れたところに大きな運動場があり、クラブ活動などで利用していますが、遠いので授業では使えません。プールがありません。水泳実習が年2回、学外のスポーツ施設であります。 |