今年、子どもに見せてあげて欲しいもの

今年、子どもに見せてあげて欲しいもの

6年生向けメッセージは、「6年生限定ページ」に掲載しました。
URLは以前と同じですが、改めて6年生の有料&無料会員様にメールでお送りします。

明けましておめでとうございます。

6年生は、正月特訓に過去問に…と勉強一色ですが、まだ受験学年になっていないと
「ウチの子、こんな状態で本当に入試なんて迎えられるのかしら…」
と不安に思われている家庭も多いのではないでしょうか。

でも、目の色が変わろうと変わるまいと、中学受験にチャレンジできる環境にいられる小学生はとても恵まれていると思います。

親が無理やりやらせている、小学生の許容量を超えている――など、中学受験が「教育虐待」につながりやすい過程であるのは確かです。
しかし、一昨年の休校中は“学びたくても学べない”“何をすれば良いかわからない”といった状態で漫然と日々が過ぎた沢山の小学生がいました。
でも、中学受験を視野に入れているご家庭は違います。
中学受験をやめたご家庭も沢山ありましたが、それでも家庭の中に「勉強テキストがあること」「学習環境が整備されていること」、何より親が「学ぶこと」に価値を置いて手間もお金もかけたことを子どもは見ています。

この環境を活かすために、昨年も同様のご提案をさせて頂きましたが
今年はぜひ「親自身が常に学ぶ姿」を見せてあげてみませんか?

一方的に環境を与えるのみの中学受験は、子どもが6年生になると
「パパ、中学受験してじゃない」「ママ、この問題解けないくせに」
に始まり、
「パパだってゲームしてるくせに」「ママ、いつもスマホばっか見てるじゃない」
と「グウの音も出ない」喧嘩に発展していきます。

親とて人間ですから何を楽しもうと自由ですが、子どもに向かって勉強を語る言葉に説得力を持たせるには、日ごろから親が「何かを学ぶ姿」を見せているかどうかです。

「“あなた”のためではなく“自分”のための勉強」を、親自身が実践すること。
それが難しいと感じるならば、子どもが自ら勉強するのを期待するのはちょっと難しいかもしれませんね。

漢検、社会の年号、資格の勉強etc.ノートに向かって手を動かす親の姿を見るのは、子どもにとっても嬉しいものなんですよ。
実際、やってみて下さい。
そんな子を沢山見てきました。

今年は「勉強しなさい」ではなく「一緒に勉強しようか」と声をかける機会を意識的に増やしてみませんか?
そして、「ウチの子が変わった」というレポート、沢山お待ちしております^^