冬休みに読む歴史漫画の上手な選び方

歴史マンガはどこの出版社がいいですか?
小5女子ママ
入試に社会のある学校を目指しています。
この冬休みに、歴史のマンガをよむなら、どこの出版社がいいですか?
講談社、学研、小学舘、角川、集英社、の評価を見ても、どこも高いです。
娘に実際に選ばせて、直感で決めていいものでしょうか?

※掲示板やオンライン相談会で安浪、富田、青山、金子が回答したもののうち、皆様に幅広く参考になると思われるものを、こちらにも公開していきます。

歴史漫画を読む意義

冬休みに歴史漫画を読むことを検討されているとのこと、素晴らしいと思います!
まず、歴史漫画を読む意義ですが、三点あります。

  1. 塾の授業前に流れをつかむことで、授業がわかりやすくなる。
  2. “勉強している”という負の気持ちではなく、楽しく読むことができる。
  3. 歴史に興味を持つことができる。

ただ、もちろん歴史漫画を読むだけで歴史マスターになることができる子は少数です。
ざっくり流れや時代背景をつかむことができれば花丸という気持ちですすめてみてください。

また、子供だけではなく、ご両親も読んでディスカッションすることで、家族のコミュニケーションも図れますし、よりいっそう知識が定着するので、ぜひご家族みなさまでお読みになってください。

子供が読みたいと思う漫画を

さて、ここまでは歴史漫画を読む意義について書きましたが・・・
歴史漫画がきれいに全巻そろっているのに、全く読んでいないというケースが少なくありません。

そうならないためにも、まずは“読みたいと思う漫画”を子供本人に選ばせてください!
また、全巻揃えると「圧力がすごい」という子もいますので、好きな時代を一巻ずつ、読んだら次を買う、などの買い方もおすすめです。

ということで基本的には、お子様の好きなもので構わないのですが、私なりの出版社別のポイントを書かせていただきます。
選ぶ際に参考になさってください。